リビング京都 東南版 11月26日号
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(4)2016年11月26日(土曜日)東南第1783号京都市京都市内の全222学区が、として活動しています二酸化炭素量の削減を図るため、5年前にスタートした「エコ学区」の取り組み。京都市では、市内にある学区の全てが省エネなどエコ活動に携わることを目指し、支援を続けてきました。今年1月、これが実現。京都市内の全222学区が「エコ学区」になりました。各学区内では、さまざまなエコ活動に取り組んでいます。今回、「待賢(たいけん)学区」(上京区)と「南太秦学区」(右京区)を取材してきました。学習会の様子5・6年生の児童らが中心になり、ゴーヤーの苗を植え付け。雨水タンクを活用して水やりなどを行いました。ゴーヤーは給食に登場したそう 「昨年と今年はゴーヤーのグリーンカーテンに挑戦しました」とは南太秦自治連合会会長の高岡宏行さん。 南太秦小学校の南校舎の壁面約36mにわたってネットとプランターを設置し、盛夏には2階の高さまでゴーヤーのつるが伸び、教室を直撃する日差しを和らげたのだとか。 さらに8月からは、節水シャワーを活用した省エネプロジェクトもスタート。また、省エネ活動により実現したCO₂の削減量に応じて奨励金が支払われる京都市の取り組みにも参加しています。「奨励金は小学校に還元する予定です。子どもたちのためにもなるエコ活動を推進していきたいです」「エコ学区」になると、地域でスムーズにエコ活動ができるように、京都市がさまざまなプログラムを用意してくれます。その一つが「ソーラーパネル自作セット」「まちなか緑化・グリーンカーテンセット」などの物品による活動支援。子どもから大人までエコの意識が高められる物が多数そろえられ、エコ学区になってから3年間、サポートしてもらえます。希望すれば無料で利用できるプログラムも、たくさん用意されています。例えば、地球温暖化問題や省エネなどをテーマにした「学習会」。講師との連絡調整や資料の作成の負担もないうえ、テーマを地域の課題に合わエコ学区内のグループで省エネ生活を実践する、「くらしの匠(たくみ)」に取り組むことも可能。せられる点が喜ばれています。ほかに、学区のイベント内でできる「省エネ診断」(うちエコ診断)も。診断士が家庭ごとに省エネの対策法をアドバイスするもので、パソコンにエネルギーの消費状況や光熱費を入力すると、リビングなど使いすぎている場所や、どのくらい二酸化炭素が出ているかがこれは、電気使用量が確認できる「省エネナビ(電気消費量計測機器)」を用いて、節電の効果を日々の暮らしの中で体感するというもの。参加者同士で、節電についての話し合いも行われます。5・6年生の児童らが中心になり、5・6年生の児童らが中心になり、5・6年生の児童らが中心になり、ゴーヤーの苗を植え付け。雨水タンゴーヤーの苗を植え付け。雨水タンゴーヤーの苗を植え付け。雨水タンクを活用して水やりなどを行いましクを活用して水やりなどを行いましクを活用して水やりなどを行いましクを活用して水やりなどを行いました。ゴーヤーは給食に登場したそうた。ゴーヤーは給食に登場したそうた。ゴーヤーは給食に登場したそう応じて奨励金が支払われる京都市の取り組みにも参加しています。「奨励金は小学校各家庭で省エネを実行していけば、次世代を担う子どもたちの環境への意識も定着しそう。支援のプログラムはほかにも多数あり。これらを活用して、自分の学区でも新たなエコ活動に取り組むのもいいですね。京都市では、エコ活動についての相談窓口「エコ学区サポートセンター」を設置しています(下記参照)。「ゴーヤーの植え付けは、南太秦サッカースポーツ少年団も協力しました。暑いときの練習や試合では日陰は最高の休憩場所。そんな日陰の大切さを知っているからこそ、今回のグリーンカーテンづくりに取り組めて良かったです」と南太秦サッカースポーツ少年団の代表・末次博司さん地域ぐるみで行う、環境にやさしい取り組みをサポート南太秦学区グリーンカーテンで小学校を快適に京都市の環境マスコットエコちゃん「省エネナビ」で節電効果を実感「省エネ診断」などエコ活動でお得を実感、学習会支援もチェックできます。診断士の指導で、光熱費の削減に成功した人も。アンケートによると、光熱費が年間で平均約2万円節約できたという結果が出ているとか。ちょっとしたエコ活動でも、多くの人が取り組むことにより大きな成果へとつながるはず。たくさんの人が診断すれば、学区単位はもちろん、京都全体で省エネの意識が高まりそう。光熱費を平均約2万円節約エコ学区の総合窓口エコ学区サポートセンター☎075(641)3686京エコロジーセンター(伏見区深草池ノ内町13)午前10時~午後6時(土日祝除く) 旧待賢小学校に設置した生ごみ堆肥化装置で、家庭の生ごみを処理する取り組みを行う待賢学区。特に主婦層から評判なのだそうです。 また、ソーラーパネルとリヤカーを合体させて手づくりをした〝ソーラー・リヤカー〟も話題に。学区のイベントに持ち運び、太陽光発電の仕組みを実演で紹介しています。 「ソーラー・リヤカーの発電量はごくわずかですが、災害に対する備えと自然エネルギーを活用する大切さをアピールする大切な役目を担っています」と待賢住民福祉連合協議会会長の左近允則さん。☎075(222)4555京都市環境政策局地球温暖化対策室中京区河原町通三条上ル恵比須町427番地 京都朝日会館5階「電気をこまめに消したり、生ごみを堆肥化したりといった生活の中で続けられる活動を心がけています。そんな大人の姿を見て、子どもたちも感じることがあると思います」と、待賢住民福祉連合協議会の内藤敏哉さん待賢学区生ごみ堆肥化装置や〝ソーラー・リヤカー〟を制作イベント会場では、思わず足を止めて見ている人も多いソーラー・リヤカー。アルミ製で軽く、子どもや高齢者も持ち運びやすいそう12月17日(土)、旧待賢小学校で「キャンドルナイト」を実施エコ学区になると配られるタペストリー皆さんも、エコ学区の活動に気軽に参加を!するというもの。参加者同士で、節電についての話し合いも行われます。でも新たなエコ活動に取り組むのもいいですね。についての相談窓口「エコ学区サポートセンター」を設置しています(下記参照)。取り組みをサポート京都市の環境マスコットエコちゃんエコ学区になると配られるタペストリーエコ学区になると配うちの学区では、こんな活動をしています京都市平成28年12月2日(金)~4日(日)開催時間:10:00~18:00北大路ビブレ1F センタープラザ※太陽光発電システム、蓄電システム、太陽熱利用システム、エネファーム及びHEMSお問い合わせは予約はこちら環境政策局 地球温暖化対策室 ℡075-222-4555京都府地球温暖化防止活動推進センター℡075-803-1128うちエコ診断会創エネ・省エネ設備※導入による環境負荷の低減効果や家計面、防災面での利点をわかりやすく伝え、理解していただくことを目的に、設備の実物展示などを行う「すまいの創エネ・省エネ応援パビリオン」を開催します。11時~17時123土・4日各家庭に応じた具体的かつ効果的なアドバイスが受けられます。家庭の光熱費を効果的に減らすことができます。(過去の事後調査アンケートでは家庭の光熱費を年間約2万円節約)※京都市内にお住まいの方対象※当日来られた方はどなたでも受診できますが、より効果的な診断を 受けていただくため、診断時間の予約、事前アンケートの記入をお勧めします創エネクイズラリーを開催!ご参加いただいた方に京都市の環境マスコット、エコちゃんのグッズをプレゼントするよ★すまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネすまいの創エネ・省エネ応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオン応援パビリオンすまいの創エネ・省エネ応援パビリオンすまいの創エネ・省エネ応援パビリオンクイズなど楽しい企画もあるよ !家族みんなで楽しく学ぼう !京都市の環境マスコット エコちゃん無料同時開催~太陽光発電等の創エネ・省エネ設備の展示・相談会~

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