リビング京都 東南版 12月28日号
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(8)年末年始号東南第1786号1324526762728293031御用納め大みそか(年越しそば)元日人日の節句 (七草がゆ)カンタン・おしゃれな「おせち」にチャレンジ( お重はぎっしりつめなくても大丈夫 ) 盛り付ける種類は陽数の “奇数”が鉄則。形がはっきりし、背の高いもの(紅白かまぼこ・伊達巻きなど)を奥に、細かいものや軟らかいもの(昆布巻き・栗きんとんなど)を手前に。中央は黒豆・エビ・イクラなどごちそう感のあるものを。 コツは基本、お重と同じです。黒豆などを入れる豆皿(酒器でも)は小さめのものを選ぶと、バランスがよくなります。お皿のサイズは24㎝程度がおすすめ。お皿の余白を生かし盛り付けて。★おせち初心者は、まず5品盛りに挑戦! 1→5の順で盛り付けます★盛り付ける量は、食べ切れる分だけに しましょう( お皿は余白を生かして )4.栗きんとん1.紅白かまぼこ4.栗きんとん2.伊達巻き3.黒豆1.紅白かまぼこ3.黒豆5.昆布巻き5.ごまめ2.伊達巻き(いくつ知っている? おせちのいわれ)お雑煮年神様に供えたもちのご利益をいただき、年魂を身に付ける意味。お雑煮もおせちです紅白かまぼこかまぼこは日の出を象徴しています。紅はめでたさと喜びを、白は神聖を表します数の子子宝に恵まれるよう子孫繁栄を願う一品。ニシンの子なので「二親健在」にも通じます昆布巻き「喜ぶ」の言葉にかけた縁起ものです。巻き物は学問や文化の発展を象徴します( お重はぎっしりつめなくても大丈夫 )●紅白かまぼこは“右紅左白(うこうさはく)”。 右上に紅のかまぼこを配置●伊達巻きは「の」の字が読めるように。「の」の渦巻きは、永遠を表しています●黒豆は、皮が破れているものは取り除いて●昆布巻きは結び目を上に、ごまめは魚の頭を左向きに●葉らんや松の葉などで緑を足すと彩りがきれいに●紅白かまぼこ・伊達巻きは12㎜の厚さがベスト①黒豆は水洗いし、ザルにあげ水気を切っておく②圧力鍋にAの材料を加え、フタをせずに火にかけ、煮立ったら火を止め❶を入れ、フタをして半日以上浸す③❷の鍋を火にかけ(フタ・加圧はまだしない)煮立て、あくが出たら取る④いったん火を止め、付属の蒸し板や中かごで落としブタをし、フタをしっかりと。高圧にし火にかけ、蒸気が上がったら火を弱め、10~12分加圧※圧力鍋により加圧が異なります⑤加圧が終わったら火を止め自然放置する。圧力低下を確認したら落としブタを取り、再度フタをして、一晩そのまま置き煮汁を含ませる★ワンポイント圧力鍋で加熱時間が大幅に短縮。一晩寝かせることで、味がしみ、色・艶が増しておいしく仕上がります①さつまいもは2㎝の厚さの輪切りにし、皮を厚めにむく(皮の内側の筋の部分まで2~3㎜ほど)。大きいものは半分に切り、水にさらしてあくを抜く②くちなしの実は砕いて、お茶パックに入れる③鍋にさつまいもと、さつまいもがかぶるぐらいのたっぷりの水、❷のくちなしの実を加え火にかけ、さつまいもが軟らかくなるまでゆでる④湯を切り、くちなしの実を取り除き、熱いうちにさつまいもを木べらでしっかりとつぶす⑤Aの材料をすべて加えて火にかけ(中弱火)、木べらで焦がさないように練り混ぜ、鍋底にへらの筋が残る硬さまで練り上げる(水分が少ないなら、さつまいものゆで汁を少し加える)⑥汁を切った栗甘露煮を加え、混ぜてから火を止める★ワンポイント照りよく仕上げるには、素早く練り上げて。さつまいもは皮の内側の筋を残さないように、厚めにむきましょう「作ってみたい!」という声が多数の黒豆&栗きんとんカンタン&おいしいレシピ<材料>黒豆(乾物) 150g 砂糖(あれば三温糖) 100g しょうゆ 小さじ2 水 400cc圧力鍋で作る、ふっくら黒豆A<材料>さつまいも(紅あずま) 正味300g くちなしの実 2個 水 大さじ4 / 砂糖 大さじ4 はちみつ 大さじ3 / 塩 ひとつまみ 栗甘露煮(小粒のもの) 12個はちみつ入り栗きんとんA お正月の華、おせち料理にも挑戦。初心者でも失敗しない盛り付けの基本やレシピを、おせちのプロ、紀文食品の根岸恭子さんに聞きました。 わが家の味がある人は半数以下と意外に少ない!?でも、「いいえ」のうちの74.2%がわが家の味のおせちが「あったらいいな」と考えています。10/6~10/12に「リビングWeb」で行った調査。有効回答1010人監修:三浦康子さん (和文化研究家・All About「暮らしの歳時記」ガイド)※お正月のいわれは諸説あるので、地域や家庭、時代により異なる場合があります一年の健康と幸せを願うお正月。準備はいつもどうしてる?ここでは基本を紹介しますが、家ごとのお正月は親からぜひ引き継いで。お正月飾りを飾る初詣お正月飾りをはずす家族と話そう! お正月の意味といわれ 家々を訪れる年神様に、この家はきれいに掃除され、お迎えの準備ができているということを示す目印であり、結界。わらで編んだ「しめ縄」に縁起物の「だいだい」「うらじろ」「ゆずり葉」などを飾ります。最近はリース状の輪飾りも。~お正月は、新年を司る“年神様”をそれぞれの家にお迎えし、一年の健康と幸せを願う大切な行事です~しめ飾り準備はOK?ぽち袋(新札に両替も)下着・歯ブラシ(新年に向け新調)祝い箸お正月飾り鏡もちおせち料理松が明ける日。はずしたお飾りは15日のどんど焼きに年越しそばは一年の労をねぎらいながら末広がりの28日がベスト!これがわが家の味という「おせち料理」はある? 神様が宿る丸い鏡に見立てた「鏡もち」は年神様のよりどころ。床の間に供えますが、ない場合には家族が集まるリビングの少し高いところに(テレビの上はNG)。鏡開きをした後は、お雑煮やお汁粉などにして食べましょう。鏡もち 鏡もちに宿った年魂(年玉)を家長が家族に分け与えたのがルーツ。一年の力となるものという意味があるので、渡す際にはぽち袋にメッセージを添えたり、子どもに新年の抱負を聞いたりしましょう。お年玉はい45.7%いいえ54.3%おせち料理の計画・準備(作るもの・買うもの)
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