リビング京都 中央版 2017年2月4日号
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(12)2017年2月4日(土曜日)中央第1790号2月11日(祝・土)、3月11日(土)に2012年の発足以来、写生会や懐かしい遊びのワークショップなどを年に3〜4回実施してきた「左京朝カフェ世代間交流グループ」。「幅広い世代の人々が、文化を介して交流することを目指しています」と同会の安本俊昭さんは話します。そんな同会が踊りに注目をしたのは昨年の春、段ボール工作のワークショップを行ったときのことです。そのとき同時開催をしていた生演奏のライブに合わせ、その場にいた子どもたちが輪になって踊り始めたのだそう。すると大人も一緒に左京区のまちづくりに関心がある人たちの交流の場にと、区が開催している「左京朝カフェ」。ここで出会った人たちによって結成された「世代間交流グループ」が、昨年から地域の踊りを若い世代に伝える取り組みをスタートしています。踊り始め、さながら盆踊りのように。それを見た安本さんら3人の同会メンバーは、「踊りをテーマにしたイベントは、大人も子どもも参加しやすいのでは」とひらめいたと言います。 自分たちが取り組むなら、〝左京区〞〝文化〞をキーワードにと文献などで調べてみたところ、地域には「市原ハモハ踊・鉄扇(てっせん)」「松ヶ崎題目踊・さし踊」「八瀬赦免地踊」など20以上の伝統的な踊りがあることが分かりました。さらに、その多くは踊り手の高齢化もあって、このままだと失われてしまうと危惧されていることにも気づいたのだそう。これらの踊りを子どもたちやその親世代に知ってもらいたいと、踊りをテーマにしたイベントを昨年10月の1回目のイベントでは、「北白川伝統文化保存会」に教えてもらい、左京区の登録文化財に指定されている「鉄仙(てっせん)流白川踊」に挑戦。これは、江戸時代の庶民の踊りで、当時話題になった石川五右衛門が処刑場に連れられていく場面を描いた歌に合わせた踊りだそう。子どもたちにより興味を持ってもらえるようにと、「五右衛門風呂を作ってみよう」と段ボール工作も取り入れました。次回は、2月・3月に、さらにパワーアップした内容で企画されています。2月は18年前、左京区制70周年を記念して作られた「左京音頭」も加わります。指導は左京区の吉田や岡崎などの女性会「民踊(みんよう)部」。80歳を超えたメンバーも多いとのことで、次の世代へという気持ちも強いのだそう。3月は、戦後すぐに作られた古いバージョンの「左京音頭(京の左京の盆踊り)」も参加者とともに踊ろうと企画されています。昭和と平成、2つの「左京音頭」を踊り比べるのもおもしろそうですね。初心者向けの指導もしてもらえるので、気軽に参加して。できるだけ事前に申し込みを。問い合わせは安本さん=4090(9612)9068=へ。初心者には指導もあるので気軽に挑戦を■日時:2月11日(祝・土)午前10時~午後0時30分■会場:左京東部いきいき市民活動センター(左京区鹿ケ谷高岸町3ー2)■参加費:無料■内容:昔遊び(午前10時~)…折り紙、けん玉、紙飛行機、こま回し、段ボール工作/踊り(午前11時ごろ~)…手話歌、左京音頭、鉄仙流白川踊、江州音頭※踊りが始まる前に、映像による踊りの紹介があります開催することになった同会。高齢化が進む踊り手にも、教える喜びを味わってもらい、世代を超えた交流につなげたいとの狙いもあります。10月のイベント「踊りとひろばとみんなの笑顔」時にも、映像を使って左京の伝統的な踊りなどについてのレクチャーが行われました安本さん(右)と吉田さん。「会場内には、折り紙、けん玉、こま回しなどを楽しめる『昔遊び』のコーナーもあり、子どもも大人も楽しめる内容です」(安本さん)「まずは自分たちが踊れないと」と、「鉄仙流白川踊」を練習。メンバーと有志が集まりました■日時:3月11日(土)午前10時~午後0時30分■会場:元・新洞小学校(左京区新東洞院通仁王門上ル)■参加費:無料スケジュールの詳細は未定ですイベントが開かれますに伝わるを踊りへ初心者には指導も踊踊「世代を超えて楽しい一日~昔遊び&踊ってみよう左京音頭~」「世代を超えて楽しい一日~昔遊び&伝統踊りの博覧会~」●主な配布地域=北区・上京区・中京区・下京区・左京区・南区・東山区・山科区●配布部数=190,100部(2016年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計483,850部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページではhttp://kyotoliving.co.jp無料の開催日時 間会    場2月16日(木)14:00〜16:00メルパルク京都6階会議室4(JR京都駅前)2月18日(土)9:30〜11:30メルパルク京都6階会議室4(JR京都駅前)2月22日(水)9:30〜11:30メルパルク京都6階会議室4(JR京都駅前)※個人情報は同セミナーの出欠確認・案内状の発送のみに利用されますあ0120(564)707生き方いろいろ! 楽しく学んで〝マネー力〟アップを!「女性のためのスマイル・マネーライフ・セミナー」主催/ウェイグッド  協力/滋賀リビング新聞社自分らしく生きたい女性を応援する〝FPオフィス〟長寿世界一を誇る日本女性―。今や女性の2人に1人が90歳以上まで生きるといわれています。そんな中、増税や社会保険料上昇で負担は増えているのに、なかなか上がらない給料。公的年金もすでに減り始めていて、私たちを取り巻く環境は女性の長生きを〝リスク〟に変えていくことにもなりかねません。また、仕事や結婚、出産などもすべて個人の自由で、生き方も多様化。その結果、悩みや迷いがある女性が増えてきたのでは?だからこそ〝しっかりと自立できるマネー力〟をつけ、自分らしい生活を目指したいですね。そこでおすすめなのが、〝FPオフィス〟ウェイグッドの「女性のためのスマイル・マネーライフ・セミナー」です。講師はファイナンシャルプランナーの若林ます江さん。同じ女性だからこそ共感できる体のこと、お金のこと、生き方のことをわかりやすく解説し、〝自分らしく生きたい〟と願う女性を応援します。どんな人生の選択をしたとしても、納得できる方法を学んでみませんか?商品PRや勧誘はありません。既婚者でも受講OK。幼児の同伴不可。受講無料。各会場先着順なので早めに申し込みを。セミナー後は希望者に個別相談も実施。90分間・無料(通常相談料1時間1万800円)。▼日時・会場 左表参照▼定員 各30人(先着順)▼申し込み方法 ファクスで①希望会場②名前③年齢④電話番号⑤住所を明記して、滋賀リビング新聞社「女性のためのスマイル・マネーライフ・セミナー」係へ。9077(526)1525。電話の場合はあ0120(564)707へ(24時間OK)。▼問い合わせ 株式会社ウェイグッド=中京区三条通烏丸西入御倉町85―1 KDX烏丸ビル2階、あ0120(564)707・出水さん▼協力 滋賀リビング新聞社−受講者のひと言−・女性の生き方について具体的なアドバイスがいっぱいで本当によかった。          (京都市・32歳)・お金の大切さをとても感じた。このまま何もしないのは怖いことですね。           (大津市・37歳)http://www.waygood.co.jp多くの女性がなごやかな雰囲気の中で楽しく勉強機種によっては読み取り・利用できない場合もありますがんばクッキー進呈

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