リビング京都 西南版 2017年3月25日号
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(16)2017年3月25日(土曜日)西南第1797号●主な配布地域=右京区・南区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・伏見区●配布部数=148,700部(2016年日本ABC協会報告予定宅配部数)(※リビング京都3エリア合計483,850部を宅配)●紙面に広告主名が見出しとして表示されているものは、その企業・機関からのPR情報です。リビング新聞は仙台から鹿児島まで全国65エリア(版)900万部をネットワークしています。 ●表示価格で特記事項のないものは消費税額を含んだ総額表示です(免税・非課税商品は税が転嫁されません)●個人情報の取扱いについては当社ホームページまたは個人情報保護推進事務局 ☎075(257)6504(祝日を除く月曜~金曜、午前10時~午後5時)までお問い合わせください。本紙掲載の広告主が収集した個人情報に関しては各広告主へお問い合わせください。[紙面の無断転載を禁じます]〒604-8141 京都市中京区蛸薬師通高倉西入泉正寺町330 京都リビング新聞社ビル ☎075(212)4411㈹http://www.jafna.or.jp日本生活情報紙協会加盟紙電子ブックも読めますホームページでは無料のhttp://kyotoliving.co.jpステージに設置された、黒い布を被せた箱形の舞台。そこに現れたのは、おじいさんとおばあさんの人形です。2人の間にあるのは、まんじゅうの乗ったお皿。そこに、泥棒の人形もやってきて―。黒子になった劇団員が、手を上下左右に動かしながら人形を器用に操っています。取材時、「少しだけやってもらえませんか」という記者の言葉を受け、「人形芝居くろずきん」の2人が見せてくれたのは「だんまりくらべ」。ほんの1シーンでしたが、くすりと笑える内容と真剣な芝居にぐっと引き込まれました。催しの会場は、太秦にある「KYOTO ART THEATRE URU」。丸太町通に面した「登喜和野会館」の2階です。こちらで、「三匹の子豚」や「ブレーメンの音楽隊」などを脚色した物語や、オリジナルの人形劇が披露されます。中には、古典落語を題材にしたものもあるのだとか。「プロとして50年以上活躍する人から、今回初めて観客の前に立つ人まで幅広くそろいます」とは、人形劇団出身の舞台監督で、同会場を運営する吉田宇留(うる)さんです。地元・右京区で活動する劇団をはじめ、京都市や長岡京市の劇団も参加。枚方市、奈良市などの劇団も合わせると、4日間で20組ほどが出演します。「子どもも楽しめるよう、一つ一つの時間は5〜25分と短めに、分かりやすいセリフで作ってもらっています」劇で使うネズミやキツネ、カラスなどの人形から、自前のラジカセで流す音響まで、すべて各劇団員が作ったり編集したものだそう。人形劇に温かさを感じるのは、こうした〝手作り〞の魅力からかもしれませんね。「劇場も小さく、マイクも使わないため、独特の臨場感を感じられると思います」(吉田さん)。時には、外から突然聞こえた救急車のサイレンの音や、観客席の赤ちゃんの泣き声を即興で劇に取り入れることもあるとのこと。ハプニングも演出に加えるなんて驚きです!演目は、人形劇のほかに、紙芝居、腹話術、ジャグリングなども。演劇後は、舞台のそばにある楽屋で、出演者と交流もできるそうですよ。このイベントを企画したきっかけは、吉田さんのある思いでした。「昔は各地域に小劇場がありましたが、最近は減少しています。行事で人形劇を呼ぶ学校や団体も少なくなって。もう一度、人形劇を気軽に見られる機会をつくれたらと思ったんです」そこで話を持ちかけたのが、京都を中心に人形劇の普及を目指して活動する「京都人形劇センター」でした。「京都は個人で活動している、小さな劇団が多いんです。そんな人たちが集まって発表できる機会になれば」と、同センターも賛同してくれたそう。今後も、同様の親子向けの人形劇や、大人向けの内容なども予定しているとのこと。親子で人形劇に親しめる場が、太秦で育っていきそうですね。●4月1日(土) 午後1時~/人形劇、紙芝居  午後5時30分~/人形劇、紙芝居、腹話術●4月2日(日) 午前10時30分~/人形劇、腹話術  午後1時30分~/人形劇●4月8日(土) 午後1時~/人形劇  午後5時30分~/人形劇●4月9日(日) 午前10時30分~/人形劇、折り紙話  午後1時30分~/人形劇、折り紙話 ※開場はいずれも15分前日時KYOTO ART THEATRE URU(シアターウル)/右京区太秦北路町26-2 登喜和野会館、市バス「常盤小学校前」停下車すぐ会場大人1000円、子ども(3歳以上中学生未満)500円 ※3歳未満は無料料金各回約40人。事前予約制。席があれば当日も入場可定員京都で活動する小さな劇団の発表の場に「今回は、長年眠っていた作品を披露します」とは、右京区在住のアマチュア劇団「人形芝居くろずきん」の2人。演目「だんまりくらべ」は、泥棒とおじいさん、おばあさんとの掛け合いがユニークです京都・うずまさ人形劇フェス第一回「さまざまなジャンルの人形劇が登場します。楽しみにしてください」と話す吉田さん(右から2人目)と「京都人形劇センター」の運営スタッフ小さいとき、学校や地域の行事で人形劇に親しんだという思い出がある人も多いのでは? そんな記憶がよみがえりそうな催しが開かれます。それが、「第一回 京都・うずまさ 人形劇フェス」。来月の土曜日・日曜日の4日間は、子ども時代に戻って楽しんでみませんか。親子で出かけると、その面白さを子どもたちに伝える機会になりそうですね。撮影/桂伸也京都人形劇センター(担当/小谷さん)=4090(8936)2273予約4月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)に開催あ0120-402-900京都生活協同組合※COOP仏壇店は1/1・2のみ休業。ご相談や商品に関するお問い合わせは9:00~18:00にお電話下さい。お葬式の受付は24時間年中無休京都生協・京都府庁生協 組合員とそのご家族なら、どなたでもご利用いただけます。JR二条駅・地下鉄二条駅より徒歩すぐ!京都市中京区西ノ京星池町217番地モダンタイプの伝統仏壇京都生協のお仏壇京都生協のお葬儀自由プラン60❶明瞭な費用わかりやすい見積もりの明示。❷さまざまなスタイルのお葬儀に対応宗教、宗派、形式を問いません。❸信頼のネットワーク網京都府下29の会館のご利用が可能。❹アフターフォローも充実お式後も生協担当者が、専任でサポート。❺事前の不安を解消定期的に学習会やホール見学会を開催。※写真はイメージです御池通押小路通千本通JR二条駅七本松通NBiViPPコープ二条駅店地下鉄二条駅COOP仏壇店明瞭な費用5大サポートコープ葬クオレの伝統・現代仏壇常時80~90台を展示生協の組合員さんと、そのご家族を対象にお葬儀についての様々なサポートをおこなう会です。葬儀登録制度「クオレの会」のご案内年2回の会報入会金なし入会退会自由会費積立金なし現代仏壇南  区/洛王セレモニーホール桂、久世メモリアルホール西京区/洛王セレモニーホールらくさい右京区/公益社 西ブライトホール向日市/洛王セレモニー 向日上植野ホール長岡京市/洛王セレモニー 長岡京ホール亀岡市/洛王セレモニー 亀岡駅前ホール     洛王セレモニー 亀岡篠ホール申し込み専用電話番号 075-803-0148(受付9時~18時)参加費無料要予約葬祭ホール見学会 4月20日(木)

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