リビング京都 西南版 2017年4月29日号
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◇2面に続く淡い〝紫〞と〝ピンク〞がきれい。まるでシャンデリアです。丹州観音寺の境内を入華やかなピンクに温かみを感じるオレンジ、清らかな白に爽やかな青…。目に飛び込んでくる花の色に心躍ることもありますね。今、府内各地ではさまざまな花が見ごろを迎えています。今年のゴールデンウイークは、〝色〟がテーマの花巡りへと出かけませんか。※花の見ごろの時期は、天候などによって異なる場合があります山の中腹に、約3万坪(9万9000平方㍍)の敷地を持つ善峯寺。本堂脇の通路へと進み、その先のゆるく蛇行した坂を見上げると、数百メートル続く、鮮やかな〝ピンク〞と〝白〞の一帯! 参拝者を歓迎するかのように咲く、ヒラドツツジです。坂を上っている途中、今度は左手に〝黄色〞が。阿弥陀堂の前に黄レンゲツツジが3本育てられています。それにしても、どうしてこんなにツツジが植えられているのでしょう。副住職の掃部(かもん)って右手の坂に広がる、「昇り藤」と名付けられた80㍍ほどのフジ棚。参拝者はこの下を歩くことができます。こちらでは、色や長さが少しずつ異なる5種類のフジを観賞。広範囲に広がるのが「野田フジ」、最も長いのが「九尺フジ」。どちらも上品な〝紫〞の花です。一方、愛らしいピンク色の花を咲かせるのが「紅フジ」。そして、〝白〞と〝濃い紫〞も。フジ棚の端で咲いているた車で「京丹波わち」ICで降りて30分●福知山市観音寺1067、☎0773(27)1618。午前9時~午後5時。無料(アジサイの咲く期間のみ350円)巡りを行き方ゆるやかな坂に沿って咲くツツジ。坂を上った先に、青蓮院親王御陵があります阿弥陀堂付近の〝黄〞。クリームがかった色が上品です密集して花を咲かせる「野田フジ」。ふわりと、爽やかな香りが漂います淡いピンク色の「紅フジ」。風に揺れる姿に風情を感じます、て西京区・善峯寺福知山市・丹州観音寺参道の階段を5分ほど上ると、立派な門が現れます。取材時には、西国三十三所巡りを行う人々ともすれ違いました境内にはニワトリが! 小国鶏(しょうこく)という珍しい種類なのだそうめ、参拝者が一番最初に目にするフジです。「白フジ」「黒フジ」というそうですよ。ちなみに「昇り藤」という名前には、坂道にあることに加え、〝運がのぼるように〞という意味が込められているのだとか。境内の中央にはもう一つ、〝紫〞の眺めが。太い木に巻きついた、力強いフジです。「福知山の名木」に指定された天然のフジ。フジにも、さまざまな色があるのですね。鮮やかなピンクと黄お堂の近くで出合う、JR「向日町」駅または阪急「東向日」駅から、1時間に1本の阪急バス(66番)で「善峯寺」停へ●西京区大原野小塩町1372、☎075(331)0020。午前8時~午後5時。大人500円、高校生300円、小・中学生200円行き方ヒラドツツジ光淳さんによると、「この付近は、観音様のお庭。華やかにするためです」とのこと。境内の雰囲気に合っていますね。そしてもう一つの色が、坂道を歩いていくと見つかる〝ピンク〞。八重桜です。「今年はちょうど、ツツジと同じ時期に花を咲かせると思います。この桜の美しさは、咲いている間だけではありません。花びらが散ると道がピンク色に染まります。これも見ものです」シャンデリア の紫やピンクの下を歩きましょうゴールデンウイークが見ごろです野田フジ紅フジ黄レンゲツツジ黄レンゲツツジ5月6日号は休刊です。次回は5月13日号になります。2017年4月29日1801号〒612ー8087 京都市伏見区京町大黒町115-3TEL.075(602)0845 FAX.075(605)2806www.fm-845.com大人世代に向けた内容地域密着の話題音楽は演歌・歌謡曲・懐メロが中心コミュニティ放送局☎075(212)4411㈹http://kyotoliving.co.jpリビング京都がまるごと読めるあります電子ブック
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