リビング京都 東南版 2017年6月3日号
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◇2面に続く進学事情選んだ理由は?リビング読者の小学校、中学校、高校、大学など、それぞれで進学・受験に関する選択肢が増えています。受験をするかしないか。中高一貫校を選ぶか。大学では次々と学部が新設・改編されていることも、進学先の多様化に影響しています。そんな中、リビング読者の家庭では、どのような進路を選んでいるのでしょう。アンケートから見えてきたものとは。私立・国立大学付属の小学校に通う子どもは、101人中2人〝お受験〞という言葉も珍しくなくなった昨今。小学校から受験をする子どもも多いのではと記者は予想していましたが、今回のアンケートでは私立や国立大学の付属小学校に子どもを通わせているとの回答はごく少数。101人中2人にとどま学している子どもたちの保護者からは、受験はそもそも考えていなかったという回答のほか、地元で学ぶことを重視したいとの声も聞こえてきます。中にはNRさんのように、「事前に学校の評判などを調べ、家を購入する際は、その情報をもとに地域を選びました」と、学区を重視して家選りました。受験をした理由を聞いてみると、「もともと中学受験をしたいと思っていた学校に付属の小学校があったので。何らかの事情で内部進学をやめたとしても、低学年のうちから受験を見据えた勉強の指導をしてもらえる点が魅力です」(よねママ)、「伝統芸能に触れられる授業やホームステイがあったりと、他の学校にはない体験ができるから」(みーちゃん)とのこと。一方、公立小学校に進●付属小学校受験も考えましたが、子どもの性格を考慮し、見知らぬ小学校に行くのは負担が大きすぎると考えてやめました(OM)●転勤族です。頑張って受験勉強をしたのに、転校でムダになってしまったらかわいそうで。今は、地元の学校に通わせています。幼稚園からの友達も多いので、これで良かったと思っています(ひゅうまま)●父親がその小学校の卒業生で、自宅から一番近い小学校だから(SS)●地域の公立小学校は、落ち着いた雰囲気で学区の住民との交流が盛ん。地域で子どもを育てていけるのが良いと感じています。特に私立など受験校を選ぶ必要性を感じないので、今後も公立に通わせたいと思っています(れいこ)※「文部科学省 平成26年度子供の学習費調査(幼稚園―高校)」のデータより編集部で作成 ※幼稚園から高校の「学校教育費」は、授業料や入学金、教科書費、通学費など、学校教育のために各家庭が支出した全経費。「学校給食費」は、完全給食、補食給食などの実施形態に関わらず各学校が徴収した経費の額です。「学校外活動費」は、学習塾、習い事などへの支出です ※大学の「学校教育費」の金額は「独立行政法人日本学生支援機構 平成24年度学生生活調査」の「学費」を掲載。授業料、その他の学校納付金、就学費、課外活動費、通学費の合計1年間の学習費●周囲には受験をする子も多いのですが、うちは現在の公立の学校で十分。金銭的なこともあって、高校もできれば公立に行ってほしいと思っています(YI)●地元の小学校でたくさんの友達と過ごせるようにと、受験はしていません。地域の中で生活していき、人と人との触れ合いや地域のつながりなどを学んでほしいです(けろこ)幼稚園小学校中学校高校(全日制)大学(昼間部)公立/私立公立私立公立私立公立私立公立私立国立公立私立学校教育費11万9000円32万円5万9000円88万6000円12万9000円102万2000円24万3000円74万円67万3700円68万2100円131万9700円学校給食費1万9000円3万7000円4万3000円4万6000円3万8000円4000円―――――学校外活動費8万4000円14万2000円21万9000円60万4000円31万4000円31万2000円16万7000円25万5000円―――公立小学校…98%(99人)びをしたケースもありました。そのほか、学習費が壁となり、受験をあきらめた人も。文部科学省の調査によると、学校教育費と学校給食費の合計額は公立で10万2000円、私立で93万2000円なのだとか(表参照)。およそ9倍という費用は確かにネックになりますね。私立、公立?選択肢が増えていますイラスト/オカモトチアキ通っている小学校は?※2017年4月現在で小学校~大学(専門学校など含む)に通う子どもがいるリビング読者計195人にアンケート調査(複数回答あり)私立・国立大学の付属小学校…2%(2人)公立小学校を選んだ人の主な意見リビング読者のリビング読者の私立、公立?私立、公立?私立、公立?私立、公立?私立、公立?私立、公立?選択肢が増えています選択肢が増えています小学校2017年6月3日1805号株式会社 コトコト〒604-8116 京都市中京区高倉通り蛸薬師上ル和久屋町350TEL.075-257-7322改訂版第二刷 700円+税京の夏 祇園祭!1ヶ月にわたる祇園祭の祭礼とスケジュールを詳細にガイド。豊富な写真をそえて、山鉾の見どころや由緒についても文庫サイズでわかりやすく解説しています。お近くの書店でお買い求めください。☎075(212)4411㈹http://kyotoliving.co.jpリビング京都がまるごと読めるあります電子ブック
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